・25日目
出勤回数の合計がもうすぐ一か月分を超えようとしている.
もうワイも、社会の歯車として浸食されてしまったようだ.
...
昼下がり.
ワイ「カタカタ...カタカタ...」
PCカタカタ業務に励むワイ. ふと横を見る.
萌え萌え先輩「ゴソゴソ・・・ガチャガチャ・・・」
ワイ「ん?」
何故かデスク前で萌え萌え先輩が這いつくばっていた.
どうやらPCが唐突に落ちてしまい、起動しなくなったようである.
ワイ「圧倒的、”萌え”、か・・・」
ワイはスッと、萌え萌え先輩の後ろに立つ.
ワイ「先輩、このセカイを支配している『チカラ』って...何だと思います?」
萌え萌え先輩「はい?」
ワイ「”萌え”のチカラです」
ワイ「そして、貴方は”それ”を有している・・・」
ワイ「ワイと共に”その”チカラで、『おまじない』をかければ、治りますよ」
ワイはスッと、右手を差し出す
そして、萌え萌え先輩に片手を差し出させる.
ワイ「萌え、萌え、きゅん♪」
PC「・・・」
ワイ「・・・」
萌え萌え先輩「・・・」
テクテク
チームリーダー「ん?どうしたん?」
萌え萌え先輩「あっパソコンが動かなくなっちゃって」
ワイ「・・・」
チームリーダー「ああそうなん」
チームリーダー「因みに🌈君は何をしてるの?」
ワイ「あっいえちょっと見てただけです、はいすぐ業務に戻ります」
ワイは立ち去った.