あらすじ
大学時代バイト3個クビ→4個目のバイト先にコネ入社で就職するも無能すぎて3カ月で強制部署異動のち異動先の業務についていけず退職→発達診断を受けてADHD/ASD判決を貰う→就職支援センターに行ってサポート受けながらハロワ等に手続きしてもらう→ステップアップし、障害者職業センターへ行く事に
前編はこちら
...
職員「障害をオープンにして働ける職場を希望しているという事でよろしいですか?」
ワイ「はいそうです」
職員「なるほど...かしこまりました」
職員「職種の方はどうされますか?」
ワイ「PC系・・・ですかねぇ」
同伴スタッフさん「🌈さんはパソコン打つの凄く速いんですよ(笑)」
同伴スタッフさん「ハローワークのPCを触られてた時に、あまりの速度に驚きました(笑)」
職員「あ、そうなんですね~(ニコニコ)」
ワイ「いえいえ、そんなそんな..(笑)」
ガタッ(ポケットに手を入れ立ち上がりゆっくりと歩く)
ワイ「大学のタイピング大会約650名中1位で表彰され大学公式HPに掲載」
ワイ「ピクトセンス野良ポケモン部屋で全お題を解答し、チートを疑われ出禁を言い渡される」
ワイ「小学生時代、クラスメイトからポケモンタイピングDSの代行を依頼される」
ワイ「まあほんの一部ですが...そんな程度です(笑)」
職員「なるほど...それは凄いですね(笑)」
...
職員「因みに🌈さんはどういった人や仕事が苦手とかありますか?」
ワイ「気の強い人、帽子で頭を殴る人、時間制限のある仕事、手順や量の多い仕事、ミスが発生しやすい仕事、接客業全般、etc・・・」
無能がアルバイトをするとどうなるのか 二郎系ラーメン屋編 - にじいろプレート
職員「なるほど、最初のラーメン屋のアルバイトではミスが多くて怒鳴られた事があったと仰られていましたね」
ワイ「そうなんです」
ワイ「あまりにもミスが多すぎてその社員さんの”血管”がピキピキだったんですよ」
そう
ワイの
注意欠陥(ちゅうい"けっかん") でね・・・!
...
職員「それでは今後どうされますか?」
ワイ「そうですね. PC系メインで考えてはいますが、一応視野広めで”職業訓練”の方を受けさせて頂きたいですね」
※障害者職業センターでは3~4種類ぐらいの社会復帰や就職支援用プログラムが受けられるのだ.
ちなみに今回ワイが選択したのは、様々な職種の実技練習を行って得意不得意の傾向をデータに示す「職業訓練」と呼ばれるものである
職員「職業訓練ですね、かしこまりました」
職員「それでは日程の方決めさせていただきたいのですが~」
ワイ「はい」
...
職員「では最後になるんですが、このシートの中身を記載して次回持ってきてください」
職員「それでは本日は以上となります、お疲れ様でした」
ワイ「ありがとうございました. お疲れ様でした」
発達障害特性シートと呼ばれる、”自身の特性をまとめる用紙”の記載を宿題として渡されてその日は解散となった.
...
ワイ「”正義”、か・・・」
ワイは腕を組みながら、歩く.
会社の「徹底的な正義」の元、裁きを受け新卒入社3カ月で退職したワイ.
社会人日記シリーズ 更新終了のお知らせ - にじいろプレート
じゃあワイの掲げる”正義”とは・・・?
ワイ「フッ」
解(こた)えは、決まっている.
ワイ「障害者ではあるが」
ワイ「それをオープンにする事で健常枠と共に働こうとする、”中立"の精神」
ワイ「そう」
”どっちつかずの正義”