にじいろプレート

色々かいていくよ

どうぶつタワーバトル シーズン4環境解説 [最終6位]/レート2637

 

 

DTB用語集(未プレイ及び界隈外向け 一部記事内で使用)

  • DTB:どうぶつタワーバトルの略称 互いに動物を土台に積んでいき先に落とした方が負けというシンプルなルールの対戦ゲーム.  2017年にAppStoreDL数1位となり、リリースから4年半が経過した今でもランカーによる戦術や技術が研究されている
  • どうぶつタワー:動物を積んだ数を競う一人用のアプリ. 元々は「どうぶつタワー」が先に作られ、それに対戦モードを加えた派生verがDTBだが、後者の方が有名
  • KTB:加藤純一タワーバトルの略称 一時的に開催されたコラボイベント
  • S:シーズンの略 シーズンが切り替わるとピック(動物)の変更及びレートがリセットされ、環境が変わる
  • 45度:45度回転モードの事 動物の回転は基本的には45度刻みでしか出来なかった(後述の「ディレイ」で調整可能) また、S2まではこのモードのみだった
  • 数字:45度刻みの回転数の事 0=回転なし/素の状態    2=2回回転させた状態(45×2=90度)
  • d:ディレイの略称 45度モードで両手を使い、片手で動物をタップしながらもう片方の手で回転ボタンを押し、回転途中に指を離す事で1.5回転などの細かい角度で置き方を調整する技術及び小数回転時の呼び方 1.1~1.9回転=1d
  • f:フレームの略称 主にディレイの小数点を表す 1.1回転=1d1f
  • 長押し:S3で実装された回転モードで、スローな回転でほぼ理想の角度を出せる45度の上位互換 ディレイミスのリスクが無くなり45度を使う理由がほぼ消滅、DTBにおける技術面(ディレイ)での優位性が失われ界隈内で大炎上. 長押し肯定派と否定派で派閥が分かれた.
  • チェンジ:S4で追加された動物を一度だけ変更する事が出来る機能
  • 回避:空いたスペースに動物を避けて置く技術 タワー戦で不利になった場合に相手に不利盤面を押し付けられる重要な技術
  • 崖回避: 中盤及び終盤で土台の端に引っ掛ける回避の事
  • 盤面論:タワー全体で大まかな三角形を作り、その頂点を取る/相手に取らせない様にする事で有利対面を作る立ち回りの事 頂点を取る事を「盤面を取る」と表現する
  • 崩壊(崩壊論):動物が崩れてしまう事、及びタワー戦を制すのではなく動物を崩れさせる事で勝ちを狙う立ち回りの事
  • 新盤面論:土台の端でタワーを作り、相手に高さと回避スペースを調整させながら置きに合わせて盤面を取る立ち回りの事
  • : 点立ち/点置きの略称  動物が1点で立つ事 45度だと固定の角度から入れるので狙いやすく、また曲芸とも呼ばれる
  • ナーフ: 弱体化調整の事 他の対戦ゲーム等でもよく使用されている
  • トルク:あえて動物を倒しながら重心を取る技術の事
  • 運耐え:転がった動物が土台や角等に引っかかったり、たまたま一点で立ったりと意図せずに動物が耐える事
  • 旧/新○○(動物名):シーズン切り替えで動物の形が変わる事があり、昔シーズンと現シーズンでの形の区別 S2以前のダチョウ:旧ダチョウ S3~4のダチョウ:新ダチョウ
  • 同期ズレ(同期): 端末の画面サイズにより僅かなズレが発生し片方では動物が落ちているが片方では耐えてしまう、物理演算使用によって発生するバグの事.  両者が勝ち判定になり、S2では同期ズレが大量発生しレートがインフレしたがS3アプデでほぼ起きなくなった
  • 1850ライン:上級者との境目となるラインの事. レート戦では1850を超えるとサーバーが変わり、1850以上のプレイヤーとしかマッチングしない仕様となっている

※記事内では数字+動物名で基本的に表記. 

例:5回回転させたゾウ=5ゾウ  

  1.3回転や1.5回転などの小数点の角度で回転させたキリン=1dキリン

 

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今回はDTBのS4が終了し、S5が始まったので環境解説及びプレイ感想、Tier表を掲載していく

 

 

・順位

最終6位(レート2637) KTB最終8位(レート2280)に次いで2回目の一桁を達成

 

 

nijimashione.hatenablog.com

↑KTB解説はこちら

 

 

 

・S3からS4の変更点

 

 

・環境(ピックの変更)

S3で一時的に姿を消していたロバが復活したものの、トナカイ/サイの削除及び旧ウシ(S2~の左向きウシ)の形変更によって難易度の低い左崖回避ピックの数が減少し、反対にハクバとライオンの追加・新ウシの変更で右崖回避可能なピックが極端に増加した. 

 

また、現環境でも7ロバは相変わらずの高火力を発揮していた.

(↑最終2位)

 

 

そしてS2からの問題となっていた小動物について、変更はカピバラの削除のみとなり、カメやヤギ、レッサーパンダやカンガルー等を中心とした小動物はS2から2年半以上が経過した現在でも未だに猛威を振るっている. 

 

 

そしてS3でそれ以上に大暴れしたキリンやダチョウがまさかのノータッチ(後述有)

極めつけに長押しのナーフも一切無くその間に研究が進んでしまった結果、45度の数少ない優位点である「固定角度が存在する故の点立ちの狙いやすさ(1d1fカバ、1d1f等)」を嘲笑うかのように長押しの目押し調整で点立ちを打つプレイヤー(レート最終3位)も現れ理論値レベルの高火力と引き運をひたすら押し付け合うゴリ押しのインフレ環境が続いた.

 

www.youtube.com

 

S5ではキリン、ダチョウのナーフや削除が予想されるが、長押しの調整はシビアで難しいと思われるので作者の案に期待したい所.

 

 

・チェンジ機能の登場

S3で長押しが追加され、S4では動物を一度だけチェンジ出来る機能が追加. 

これは元々「どうぶつタワー」の方に搭載されていた機能で、まさかのDTBにも派生.

界隈ではそこそこ盛り上がり、攻めチェンの概念やツモによる詰み回避など良く言えば選択肢が増え戦術の幅が広がったとも表現出来るが、チェンジ先が同サイズの動物などではなく完全にランダムなのでゾウがカメに化けたりホッキョクグマをチェンジしてもパンダやヒグマが平然と錬成される事は日常茶飯事であり運ゲーでなくなったかと言われれば全くそんな事はなく、極端な環境である事に変わりは無いといえる.

 

 

・戦術

S3に引き続き、長押し使用で崖回避を残しつつ盤面論でひたすら安定択を取っていた.

長押し環境が故に、回避が非常に簡単なので中途半端に技術を持ったキルレ0.8~1弱の1900~2000台レート民が大増殖、思考停止の0置き(新ダチョウ、新ウシ、ロバ、シカ、ラクダ、オカピ等)で起きる崩壊、不意の点立ち(0ゾウ、0カメ)、オリックスや5キリンの角や足による運耐え、シンプルにツモ運や1ダチョウで死亡など、理不尽負けの試合が非常に多かった印象. 

 

また、チェンジの判断による差はあるものの回転における技術面での優位性は殆ど無いので、その差で安定してレートを盛る事は難しく、知識と立ち回りが物を言う世界だったといえる 

上位勢などが集まる大会では殆どが盤面論で組むので地盤が固定されている状態で始まるが、レートは対戦相手によって安定盤面or不安定盤面と戦術がコロコロ変わるので数十~百戦に1回の上振れ狙いでひたすら安定択を取って潜り続ける事が重要. 動物の崩壊はメンタルの崩壊でもあり、一度下振れると一気に数連敗する事もあるので適度な休憩と手汗拭きは欠かせなかった.

回転方式は体感、長押し9割、45度1割程度だと思われる

 

 

特筆すべき動物

現環境で触れずに放置する事は有り得ないと考えるクソ動物について2匹ほど紹介していく

 

・新キリン(S2~)

 

 

小土台崖回避の0、先行小土台即リーサル0d点、足1本で挟む1、守りの2、45度でも打てる高火力の頭立ち3、小土台最強の5~5d、高所からも打てる回避+相手に崩壊を押し付けられる7、1ダチョウとは火力が比べ物にならないノーリスク・ハイハイハイリターン7dと、大動物にも関わらず無類の強さで暴れ回った

 

環境には環境をぶつけるのが対戦ゲームにおける解答と言わんばかりに、7d上には7で返るのも皮肉な所か

 

45度環境ならまだしも、長押し環境で殆どノーリスクで打てる7dは流石に許されるものではなかったのか次シーズンでのナーフが作者のツイッター投稿からほぼ確定(首の曲がったキリンへ変更?)

 

恐らく数年は釈放不可の禁止カードと成り果てた 

父と子と精霊の御名において アーメン

 

 

・新ダチョウ(S3~)

1の圧倒的火力の高さ、反動ほぼ0故の成功率の高さ、小サイズ、1以外にも0や5dなど接地面積の少ない置きが強力で、更には左崖回避持ちともはや出禁にされても誰も文句すら言わないであろう最強の生物



ただ、こちらもキリンと同様に1ダチョウ上に1ダチョウが乗るので相手に引かれても自分が引きさえすれば返せす事が出来る. 要するにダチョウのメンコである

置きの難易度と火力が確実に見合っていないのでS2の旧ダチョウにナーフ、もしくは削除が妥当と思われる

 

nijimashione.hatenablog.com

過去の記事(S3)でも解説

 

 

 

DTB S4Tier (にじましゅ作)

GOD ダチョウ キリン カメ ペンギン

SS  ハリネズミ ヤギ テナガザル イルカ 

S   レッサーパンダ カンガルー アルパカ シカ ヒヨコ

A+   オカピ ウマ チーター トラ ロバ オリックス ゾウ 

A     ホワイトタイガー ウシ ライオン

B  オオカミ ハクバ

C  ツル カバ ゴリラ シマウマ 

D    ラクダ ヒグマ パンダ

E  ホッキョクグマ

 

 

 

終わりに

如何だっただろうか.  最近のアプデによりガチャ要素が追加されたりと対戦以外にもやり込み要素が増えたのでもし興味を持った方は是非プレイしていただけると幸いである. 

 

以下

DTB及びDTBのガチ対戦に興味を持った方向けのリンク

 

・どうぶつタワーバトル(アプリ)

apps.apple.com

 

・どうぶつタワー(一人用)

どうぶつタワー

どうぶつタワー

  • Yuta Yabuzaki
  • ゲーム
  • 無料

apps.apple.com

 

 

・過去の記事(崖回避/あけおめウシイベント)

nijimashione.hatenablog.com

nijimashione.hatenablog.com

 

 

DTBのガチ大会「獣王杯」Twitter(毎週土曜日23時からガチ勢やランカー等と対戦が可能)

twitter.com

・筆者のDTB垢(Twitter)

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・どうぶつ写真素材(DTBの動物素材が掲載されている攻略本)

www.maar.com

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました.