にじいろプレート

色々かいていくよ

バイト3個クビになったから新バイト探してみた Episode1

2年前に二郎系ラーメン屋のバイトを始めるも半年でクビになり、そこから2年ぐらい続けた塾講バイトを今年の6月にクビになり、その後バーのバイトを始めるも3日でクビになったので新しいバイトを探す事にした.

 

無能がアルバイトをするとどうなるのか 二郎系ラーメン屋編 - にじいろプレート

無能すぎてシフトもらえず塾講バイトをクビになった話 - にじいろプレート

 

簡単な自己紹介

・21歳 男

・大学3回生(授業オンライン化によりほぼニート)

・実家暮らし

・大学入学時に同学科の女子にツイッターで挨拶を送るもブロックされる

メイドカフェに通っていた

美少女ゲームが好き

アンパンマンワールドにおける最も良い女は「いくらどんちゃん」であると結論付けている

 f:id:NijimaShione:20210927024604j:plain

 

・序章

たかがバイトと言っても2年も続ければ、社員からある程度の信頼は得ることは出来るだろう.

しかしこれは健常に業務をこなした場合のみの話であり、実際ボクは無能すぎる故に何の信頼も得られず、バッサリ塾長に切り捨てられて無事に無職と化した. 空からお金が降ってこないか、拾った宝クジで1億円が当たらないか といった妄想を頭の中で繰り広げながら、暗闇の子供部屋にて美少女ゲームで下半身をこねくり回す日々が続いていた. 

 

生涯貢がれる事のないであろうamazonほしい物リストにフィギュアや美少女ゲームが無限に積み重なっていく現象に限界を感じたボクは遂に働く事を決心した  が、すぐに頭を抱える事になった.

f:id:NijimaShione:20211001023511j:plain



 

百歩譲って初めてのバイトならまだしも、3回もクビになれば流石に自分が「一般的な労働をこなせない事」ぐらいには気付くだろう. しかしここで諦めた瞬間にこのお話は  "無職・無能・無気力" の「無」三拍子で終止符を打つ事になってしまう. まだ見ぬ美少女たちの為にボクはどうしても金銭を得なければならないのだ. そんな感じで自分の無能さ加減に苦しみつつも行動を開始する事にした.

 

・職種

まず最初にブチ当たった壁は「職種」だった.  死闘の末に得た経験を元に考察した結果、ボクに接客業は不可能である事が判明しているのでこの時点でコンビニや飲食店で働く可能性は既に断ち切られている. これは正直に言って致命的であると思う.

この世に存在するバイトの殆どが接客業であり、それを避けるとなると範囲を大分絞られる事になるが無理に応募してもクビの称号が1つ増えて終焉を迎えるのは目に見えているので諦めた. 「引くことを覚えろカス」とはよく言ったものである.

 

 

では好きなものを仕事にするのはどうか、という案も思いついたがこれも即座に捨てた.  

当時ボクは二郎系ラーメンが好きでバイトを始めたがあくまで「食べる事」が好きなだけであって、提供する事が好きか というのはまた別の話であるという単純な事に気付くのに半年を掛けた. 週3で通ってた事すらあったのにも関わらず、結局クビになって以降あの店には一度も顔を出していないので無能は好きな事にバイトを絡めると逆に嫌いになる可能性が高いと言える.

f:id:NijimaShione:20211001023050j:plain

 

結局のところ自分に出来ない事を挙げまくっただけで何の進展もなく時間だけが経過していき、カニ漁船で働く可能性を視野に入れつつ適当にインストールしたバイトのアプリの画面をスライドしまくっていた所、ある単語が目に入った.  それは「データ入力」だった.

 

・起点

詳しいページを見てみると「らくらく♪タイピング 誰でも簡単に稼げる♪」みたいな事が書いてあり、また臭い謳い文句が垂れ下がっているなと思いそのページを消そうとした が、その直前にボクの頭に悟りが走った.  

「これだ」とAPEXのレイスのパッシブの様に脳内で声が語りかけてきた.

特に何か能力がある訳でもなく、小さい頃からパソコン、ゲーム、アニメに全ての活力を注いできた人生であったが、それ故に備わった唯一のボクの特技であると言える「タイピング」が活き、かつ接客業ではないという正に打って付けの存在である職種を発見した.  もう他にこれ以上の選択肢が存在しない事を悟ったボクは即座に勢いでこのバイトに応募した. 

f:id:NijimaShione:20210927022730j:plain

言い忘れていたが、これはボクが最高のアルバイターになるまでの物語だ————

 

 

といった少年漫画特有の展開は勿論の事存在せず、この先しっかりと地獄を見る事になるのでこの記事を読んでいる 無職/無気力/無能の皆さんはこの先も安心して読んで頂けると幸いである.ボクも伊達に3回バイトをクビになった訳ではない.

 

次回のEpisode2に続く