にじいろプレート

色々かいていくよ

キスした事ないのにキス病に感染して死にかけた話

f:id:NijimaShione:20211215185729p:plain

 

筆者スペック

・21歳

・大学3回生

・実家暮らし

・大学入学時に同学科の女子にツイッターで挨拶を送るもブロックされる

メイドカフェに通っていた

美少女ゲームが好き

アンパンマンワールドにおける最も良い女は「いくらどんちゃん」であると結論付けている

 f:id:NijimaShione:20210927024604j:plain

 

 

 

・プロローグ

遡ること2週間前

自動車教習所へ教習を受けに向かうも、教習所が見えた辺りで必要持参物「印鑑」の存在を忘却していた事が発覚する.

悠長にイヤフォンで「KiRa-KiRa Sensation! Maki Solover.(ラブライブ!)」を聴きながらノコノコ歩いていた状況から一転、規定時間に間に合わなければ有料キャンセル代(約5000円)を強奪されるという事態に1秒で早変わりしたが故に、命を懸けた一世一代の大リレーが開始された(一世一代と言ったが過去に2回ほど寝坊し既に10000円吸われている)

f:id:NijimaShione:20211215190554j:plain


f:id:NijimaShione:20211215191856j:plain

 

 

家を出た直後ならまだしも気付くのが遅すぎた為に家へ印鑑を取りに帰る余裕はほぼ無に等しく、手札から魔法カード「Eエマージェンシーコール(※)」を発動し事なきを得た.

f:id:NijimaShione:20211215192153j:plain

※効果: 家にいる「E・HERO お婆ちゃん」に電話をかけ、印鑑を持たせて呼び出す事によって移動時間の半分を短縮する

 

死に物狂いで命のバトン(印鑑)を受け取り、なんとか間に合って教習を終え帰宅.

しかし本当の地獄はここからだった---

 

 

・1日目

翌日、適当に昼頃に起床.(オンライン授業なのでほぼニート)

 

ここで違和感を感じる. なんか猛烈に頭が"重い"  

 物は試しという事で熱を測ってみると、なんと驚愕の38.7度 急すぎる展開

f:id:NijimaShione:20211215200820j:plain

普段は健康体のワイからするとこれは結構珍しい事象. この時点では恐らく、Eエマージェンシーコールの大リレーによる発汗と低気温による風邪と推察していた.

とにかく頭が重すぎたので1日中ダウン. 明日になれば治るだろうという判断の元、翌日に備えて就寝. 

 

 

 

・2日目

数時間の睡眠(苦し過ぎて寝れない)を経て、早朝に起床し熱を測る. 38.8度 

f:id:NijimaShione:20211215200820j:plain

シンプルに1日経過しただけといった変化の無い結果に嘆くのもつかの間、喉がパンパンに腫れていて唾液を呑む度に激痛が走り、固形物が飲み込めない事が発覚する.

母により病院へ連れて行かれてPCR(ぺこーら)検査を受診、鼻の奥に綿棒を突っ込まれシンプルに絶命しかける. 一旦は解熱剤と喉の痛み止めを拝借して帰宅.

後の検査結果で陰性と判明、コxナ感染はしていなかったが熱は下がらず、

解熱剤摂取→数時間少しだけ熱が下がる→戻る→以下ループ 

食感がほぼ液体の薄味栄養ゼリーとポカリのみを大量に摂取し、適当に就寝

 

 

・3日目

起床、熱を測る.  38.8度  

f:id:NijimaShione:20211215200820j:plain

 

・4日目

起床、熱を測る.  38.7度  

f:id:NijimaShione:20211215200820j:plain

身体が何かしらのバイキンを頂いてしまっている事はもう目に見えて明らかだったので速攻で病院へ突撃. 最初に目に入った若めの萌萌ナースに掠れた声で「タスケて..」と囁いた 

この時点で風呂とかも全然入れてなかったので髪もガサガサで満身創痍すぎるあまりに容姿が完全に僕のヒーローアカデミア5期死柄木弔と化していた

f:id:NijimaShione:20211215201306j:plain  

 

なんとか医者へ辿り着き、症状を伝える所まで来たのでこの時の対話を載せます

 

医者「担当です、宜しくお願いします」

ワイ「よろしくお願いします」

医者「今日はどうされました?」

ワイ「高熱が続いてて喉も激痛で..」

医者「喉見せてもらえる? 口開けて〜」

ワイ「はい(口開ける)」

医者「ふんふん...(少し首をひねる)」

医者「△△(助手?)〜ちょっとアレ持ってきて」

助手「はい〜 持ってきました〜(巨大綿棒を持ってくる)」

医者「はい、じゃあもう一度口開けて〜」

医者「おりゃ(綿棒を喉奥にブッ刺す)」

 

といった感じで謎の巨大綿棒を喉に突き刺された. 激痛と共にガブリアスの鳴き声のような咆哮を上げた後の会話がこちら

 

医者「ふんふん...」

医者「因みに🌈さん、一ヶ月前ぐらいにキスとかされました?」

ワイ「フッ、一つだけ伝えておく事があるとすれば、その質問は「愚問」だ」

ワイ「次同じ事を聞いたらキミを”破壊"(こわ)す」

医者「そうですか..まあでも白いブツブツがあるんですよね喉に」

医者「恐らく伝染性単核球症だと思われます」

 

という訳で、伝染性単核球症という病気に感染していた事が判明した. 

どういう病気か、医者の解説によると1ヶ月程度の潜伏期間を経て高熱や喉の痛みを発するウイルス性の感染症で、主に他人との接吻で唾液を介して感染する事から別名「キス病」と呼ばれているらしい

 

つまり一ヶ月前に誰かとキスをしてその唾液から感染したという事になるのだが、残念ながらワイは人生においてキスをした事が一度もないので、原因不明でキス病を発症した事になる.

もし読者の中に我慢ならず深夜ワイ宅へ侵入し、ひっそりと口付けをしてしまったミニスカ黒ニーハイ地雷系男の娘が居られましたらご連絡是非お待ちしております.

(※コップの回し飲みやスプーンの使い回しとかでも感染する可能性があるらしいです)

 

f:id:NijimaShione:20211215200530p:plain

驚く母親

 

その後は別の薬を貰い帰宅、治療に専念し何とかブログを書ける程度にまで回復したので皆様も唾液にはお気をつけください.

 

再度告知

もし読者の中に我慢ならず深夜ワイ宅へ侵入し、ひっそりと口付けをしてしまったミニスカ黒ニーハイ地雷系男の娘が居られましたらご連絡是非お待ちしております.